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各種日帰り手術


 目の手術では、治療を目的として目を切ります。医療全体の流れとして、「切らずに治す」「切るなら小さく」することで手術の負担を減らしています。手術支援ロボット”ダヴィンチ(da Vinci surgical system)”や”経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI:Transcatheter Aortic Valve Implantation)”は、最新医療技術により手術の負担を減らしています。手術機器や技術の進歩により、目の手術でも負担が次第に減ってきました。それにより、多くの目の手術は、入院を必要としない「日帰り手術」で行うものになっています。目の病気が目薬や飲み薬で治るのであれば最良ですが、残念ながら手術でないと治せない病気・病態があります。「手術を受けようかな。でも、目の手術は怖いね。」そんな想いに応えるべく、設備を整え、新たな知識と技術の習得に励んでおります。もちろん、手術は当院で行なわなくてはならないわけではありません。地域医療連携として、当院から総合病院へ手術を依頼(紹介)することも可能です。希望される方は遠慮なくお申し出ください。
 

白内障手術 

 目の手術というと「白内障」手術と思われるのではないでしょうか。
 年齢を重ねた方は、個人差はあるものの多かれ少なかれ、白内障をお持ちです。
目薬では治らないことから、「困ることが増えたら」手術をお考えください。(免許更新の条件に「視力」がありますので、ご注意ください。)
目薬などを使用した、目のまわりの麻酔(局所麻酔)で行います。手術時間は10分程度のことがほとんどです。
 不安を和らげる麻酔の用意もあります。スタッフにお声がけください。

硝子体手術

 網膜前膜(黄斑前膜)、黄斑円孔、硝子体出血、糖尿病網膜症、裂孔原性網膜剥離などの病気を治療するために行う手術です。硝子体手術が必要な方は幸いにして多くありません。専用の機器を用いた手術であること、病気により手術内容が違うことから、これらの手術について気になることがある方は、スタッフにお声がけください。

緑内障手術

 緑内障をお持ちの方は多いです。御家族・御友人に緑内障をお持ちの方がいると思われます。40歳を過ぎると20人に1人は緑内障となります。年齢を重ねることを止められませんが、80歳を過ぎると10人に1人以上は緑内障です。高血圧や糖尿病のように、「治ることはないが、薬を使用して上手に付き合っていく」病気の1つです。ほとんどの緑内障は、目薬を使うことで抑えることができることから、毎日の目薬を続けている方も多いです。幸いにして手術が必要な方は多くありませんが、残念ながら一部の緑内障では、目薬では抑えがきかず、手術が必要となります。緑内障の種類や程度により行う手術方法(術式)が異なることから、相談を重ねることが好ましいと感じます。緑内障手術について気になることがある方は、スタッフにお声がけください。