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検査


眼科で受ける主な検査

視力検査

視力検査は、見え方を確認するための、最も基本的な検査です。ものが見えづらい、2つに見える、左右のバランスが悪い時などに行います。
視力には、裸眼(らがん)視力と矯正(きょうせい)視力があります。矯正視力とは、メガネやコンタクトレンズを着けた状態で測定した視力のことです。日常生活は両目を開けて生活しているため、片目の異常に気がつかないことがあります。眼科を受診した際は、両目の視力を確認するようにしましょう。

眼圧(がんあつ)検査

タイヤを膨らませている圧力は空気圧です。眼を膨らませている圧力のことを眼圧(がんあつ)といいます。
眼の中は空気ではなく、房水(ぼうすい)や硝子体液(しょうしたいえき)などの液体によって満たされています。いろいろな病気で眼圧は変化しますが、低すぎても、高すぎても、よくありません。残念ながら、眼圧の変化は、自分ではわかりません。そのため、眼圧検査を行います。
眼圧検査にも種類がありますが、最も一般的なものは、眼にむかって空気を吹きかける検査です。最初は驚かれる方も多いですが、短時間の検査ですので、ご容赦ください。

屈折(くっせつ)検査

身長や体重が人それぞれ異なるように、眼の大きさや形も人それぞれです。それにより、自分用のメガネを持たなくてはならず、他人のメガネをかけても見えません。
眼の大きさや形を測定する検査の1つが屈折検査です。遠視(えんし)・近視(きんし)・乱視(らんし)などを測定します。

視野(しや)検査 

視力検査では、「見よう」としたものが、どこまで細かく見えるかを確認しています。しかし、私たちは、「見よう」としたものだけで生活しているわけではありません。
生活において、「見よう」としていないものも、なんとなく視界に入ってきています。この視界の広さや程度のことを、眼科では「視野(しや)」と呼びます。視野検査はいろいろな病気で必要です。最も有名な病気は緑内障(りょくないしょう)です。視野検査は複雑で時間がかかるため、事前に検査員から方法などの説明を行います。

眼底3次元画像解析検査(OCT検査)

何かを見るとき、目に入った光は目の奥の網膜に映り、その光を脳が感じます。網膜はカメラのフィルムや映画館のスクリーンに例えられます。眼底3次元画像解析検査(OCT検査)を行うことで、網膜を細かく画像化して捉えることができます。
多くの病気で網膜の形に変化が起こることから、形を確認するOCTはよく行われる検査の1つです。加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症など、さまざまな病気が発見できるほか、緑内障の診断や経過観察にも有効です。